JW-10に実装されたかな漢字変換アルゴリズムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > JW-10に実装されたかな漢字変換アルゴリズムの意味・解説 

JW-10に実装されたかな漢字変換アルゴリズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 15:38 UTC 版)

人工知能機械としてのワードプロセッサJW-10」の記事における「JW-10に実装されたかな漢字変換アルゴリズム」の解説

JW-10実装されたかな漢字変換システムでは、それまで平仮名文節だけに対応する正規文法解析する留まらず局所意味分析呼ばれる処理を導入し正規文法とともにレイヤー形成した二層変換実装された。これにより、複数文字種をもち、複雑な形態文節構成する日本語対応することで実用化果たした1976年 昭和51年電子通信学会総合全国大会 1134カナ漢字変換システム河田天野真京都大学九州大学NHK端を発する正規文法による文節形態素解析方式かな漢字変換この方式は、仮名文字列のみからなる文節解析するのである正規文法とは、形式言語上の文法形式の名称であり、有限オートマトン対応する1980年 昭和55年度電子通信学会総合全国大会 1190 「かな漢字変換における局所意味分析天野真河田現実生起する日本語文は、漢字平仮名片仮名数字、英字アルファベット記号などからなるかな漢字変換では、漢字部分平仮名入力するが、他は概ねそのままキーボードから入力する従来平仮名文節だけを解析するかな漢字変換方式では実用化できなかった。このため学界業界かな漢字変換方式での日本語文書入力には否定的であった。(引用資料) 局所意味分析により日本語文書入力可能になった。

※この「JW-10に実装されたかな漢字変換アルゴリズム」の解説は、「人工知能機械としてのワードプロセッサJW-10」の解説の一部です。
「JW-10に実装されたかな漢字変換アルゴリズム」を含む「人工知能機械としてのワードプロセッサJW-10」の記事については、「人工知能機械としてのワードプロセッサJW-10」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「JW-10に実装されたかな漢字変換アルゴリズム」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

JW-10に実装されたかな漢字変換アルゴリズムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



JW-10に実装されたかな漢字変換アルゴリズムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの人工知能機械としてのワードプロセッサJW-10 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS