JR東海313系電車の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 10:14 UTC 版)
「番台区分」の記事における「JR東海313系電車の場合」の解説
JR東海313系電車の場合、1999年 - 2001年と2006年 - 2007年、2010年以降の三度に分けて投入されているが、2006年 - 2007年投入車は前者の増備車という位置づけでありながら製造期間に大きな空白があること、また使用線区が同社の在来線全電化区間に及んでいることなどから、機器・設備などに合わせて非常に細かな番台区分が行われている。 千位の数字による区分 千位の数字に着目すると大まかに以下のような区分になる。0番台 転換クロスシート(車端部は固定クロスシート) 1000番台 転換クロスシート(車端部はロングシート) 2000番台 ロングシート 3000番台 セミクロスシート 5000番台 転換クロスシート(全席転換可能) 8000番台 転換クロスシート(全席転換可能・「セントラルライナー」用仕様) 概ね座席配置の違いで分けられている。座席配置は1両あたりないし編成全体の定員や車両の用途に影響することから、細部の変更が認められれば新たな番台を起こすことが多い。 百位以下の数字による区分 千位の数字だけでは表せない内容についてはさらに下位の数字で区分することがある。編成単位で区分する場合もあるが、床下機器が関係する場合は電動車、トイレなどが関係する場合は制御車・付随車というように両単位での区分も多い。ここでは上述の2000番台を例に挙げる。2500番台 3両編成 2600番台 3両編成・発電ブレーキ搭載 2300番台 2両編成・発電ブレーキ搭載 2350番台 2両編成・発電ブレーキ搭載・霜取り用にパンタグラフを2基搭載 この電車は電動車について細かな番台区分がされており、この2000番台では制御車は4つの番台すべてで共通だが、編成を組む電動車は上述の4つに区分される。上の例では2500番台を基準に、発電ブレーキ搭載で2600番台、その2両編成版で2300番台、パンタグラフ2基搭載で2350番台となっている。番号の若い方から区分が派生するとは限らない。
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