ISPを例にしたサービス・プロバイダのサービス提供形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 06:24 UTC 版)
「サービス・プロバイダ」の記事における「ISPを例にしたサービス・プロバイダのサービス提供形態」の解説
顧客はISPにインターネット接続サービス利用の申し込みを行う。 ISPはNTT東日本などの回線事業者(キャリア)に回線工事および回線利用の申し込みを行う。 ISPと回線事業者間での契約が締結され次第、ISPから顧客向けにPPPoE接続用のアカウント情報が払い出される。 顧客はISPに回線工事費や事務手数料などを初回のみ支払い、以後毎月定額を支払う。 ISPは以後顧客に対してカスタマーサポート(問い合わせ対応)や、ヘルプデスク(不具合対応)を行う。 ISPは回線を保有しておらず、インターネット接続を提供しているに過ぎないため、サービス・プロバイダと定義される。ISPに回線を提供する企業や組織は「サプライヤ」と定義される。なお、NTTドコモとソフトバンクのような自前で通信回線を保有し、インターネット接続サービスも提供する企業は「プロバイダ」ではなく「電気通信事業者(キャリア)」と呼称される。ただし、auに関してはインターネット接続サービスのみ提供しており、通信回線は親会社であるKDDIが供給しているため、「プロバイダ」と呼称する事が正しいが、携帯電話会社の通例からか、「キャリア」と呼称されることで定着している。
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