HostingEnvironment.RegisterObject メソッド
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


ApplicationManager クラスを使用すると、現在のアプリケーション ドメイン外にあるメソッドによって、現在のアプリケーション ドメイン内のオブジェクトを作成、管理、および破棄できるようになります。RegisterObject メソッドは、既に作成済みのオブジェクトをホスト環境に登録するために使用します。RegisterObject メソッドを使用して登録したオブジェクトは、IRegisteredObject インターフェイスを実装している必要があります。
登録済みのオブジェクトを使用するには、次の手順を実行します。
-
ApplicationManager.CreateObject メソッドを呼び出して、登録済みのオブジェクトの新しいインスタンスを作成します。
-
型固有のメソッドを呼び出して、新しいオブジェクトを初期化します。初期化メソッドで、RegisterObject メソッドを呼び出して登録済みのオブジェクトのリストにオブジェクトを追加します。
-
必要に応じて、ApplicationManager.GetObject メソッドを呼び出して、登録済みのオブジェクトを返します。
-
オブジェクトを停止する場合は、ApplicationManager.StopObject メソッドを呼び出します。ApplicationManager.StopObject メソッドは、次に IRegisteredObject.Stop メソッドを呼び出します。
-
IRegisteredObject.Stop メソッドでは、オブジェクトから UnregisterObject メソッドを呼び出す必要があります。

登録済みのオブジェクトに Start メソッドを実装する方法を次のコード例に示します。例の実行に必要なコード全体については、IRegisteredObject インターフェイスの概要のトピックで「使用例」を参照してください。


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


- HostingEnvironment.RegisterObject メソッドのページへのリンク