IRegisteredObject インターフェイス

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

IRegisteredObject インターフェイス

メモ : このインターフェイスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ホスト環境で管理されるオブジェクトのメソッドを定義します。

名前空間: System.Web.Hosting
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Interface IRegisteredObject

Visual Basic (使用法)

Dim instance As IRegisteredObject

C#

public interface IRegisteredObject

C++

public interface class IRegisteredObject

J#

public interface IRegisteredObject

JScript

public interface IRegisteredObject

解説

ホスト環境にオブジェクトを登録し、ホスト環境でオブジェクトの有効期間を管理するには、オブジェクトに IRegisteredObject インターフェイスを実装する必要があります。

アプリケーション マネージャで ApplicationManager.CreateObject メソッドを呼び出すことにより、登録済みオブジェクトのインスタンスを作成できます。アプリケーション マネージャは、新しく作成したオブジェクトを呼び出し元に返します。これにより、型固有のメソッドをそのオブジェクトで呼び出すことができるようになります。起動時に、登録済みのオブジェクトは、HostingEnvironment.RegisterObject メソッドを呼び出して、オブジェクトの登録を完了する必要があります。

登録済みのオブジェクトを停止する必要がある場合、アプリケーション マネージャは Stop メソッドを呼び出します。

アプリケーションでは、1 つの登録済みの型に対してインスタンスを 1 つだけ持つことができます。1 つの登録済みの型に対して複数のインスタンスを作成するには、ファクトリ パターンを使用して、オブジェクト マネージャを作成します。オブジェクト マネージャはアプリケーションに登録され、複数のインスタンスを管理します。ファクトリ パターンを実装するオブジェクトの例については、ApplicationManager クラスの例を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
IRegisteredObject メンバ
System.Web.Hosting 名前空間