HSPA Evolution / HSPA+
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 01:21 UTC 版)
「HSPA」の記事における「HSPA Evolution / HSPA+」の解説
HSPA Evolutionは、HSPAを高速化したもの。HSPA+、Enhanced HSPA(eHSPA)、Evolved HSPAとも呼ばれる。下り最大21Mbps、上り最大11.5Mbpsを実現する。 日本では、2009年7月24日より、イーアクセス(当時)が、下り最大21Mbps・上り最大5.8Mbpsによる、HSPA+サービスを提供開始している。2010年9月現在、対応端末は、データ端末(D31HW・D32HW等)のみで、音声端末でのデータ通信では提供されていなかった(後に、音声端末として、GS03が投入された)。 音声端末では、2011年冬モデルより、ソフトバンクモバイル(当時)がULTRA PHONEとして、スマートフォン4機種を投入し参入している(ドコモのXiあるいはKDDIの+WiMAXによるデュアル端末に対抗したもの)。 また、2012年7月25日から、ソフトバンクモバイルは(当時)、900MHz帯のプラチナバンド5MHz×2を使ってHSPA+を始めた。同時期に既存の2GHz帯W-CDMA局の一部をHSPA+対応に更新中でもある。 3.5Gに相当する HSPA+ などもマーケティング的に「4G」と呼称されることがある。そのため ITU は市場の混乱を避けることを名目に2010年12月6日に LTE や WiMAX 、さらには HSPA+ などの3Gを発展させた規格も「4Gと呼称してよい」とする声明を発表した。
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