GR8型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 04:25 UTC 版)
「プリンス・G型エンジン」の記事における「GR8型」の解説
1,996cc 内径×行程:82.0mm×63.0mm 純競技車両プリンス・R380用のフルコンペティションエンジンであり、一般市販車用量産エンジンとの共通性はほとんどない。シリンダーはヘッドがアルミニウム合金製、ブロックが鋳鉄製で、ギアによるカム軸駆動の4バルブDOHC、7ベアリング、潤滑はドライサンプ方式が採用され、燃料供給システムは当初ウェーバー製42口径ホリゾンタルドラフト・ツインチョーク・加速ポンプ付きキャブレター三連装であったが、後にルーカス(Lucas)製の各気筒吸気マニフォールドへ高圧噴入する機械式フューエルインジェクションとなった。最高出力は初期に200馬力前後であったが末期には245馬力まで高められた。 これで得られたノウハウを基に乗用車用のセミコンペティションエンジンとして新規設計開発されたGR8B型が後のS20型であるが、設計上の相違は多岐にわたり、共通性はほとんどない。
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