燃料供給システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/19 05:18 UTC 版)
「貴金属フリー液体燃料電池車」の記事における「燃料供給システム」の解説
水加ヒドラジン (N2H4・H2O) を水加ヒドラジンステーションから燃料タンクへ燃料供給する場合は、予め燃料タンク内にカルボニル基 (>C=O) を組み込んだ粒状のポリマーを充填し、燃料供給の際に、カルボニル基 (>C=O) と反応し脱水縮合され、ポリマーと結びつくことで、ヒドラゾン (>C=N2H2) という状態で固体化され安全な状態で貯蔵される。また、燃料タンクから燃料電池へ燃料供給する場合は、ヒドラゾン (>C=N2H2) に温水を流通させることで加水分解反応により、再液体化して再び元のカルボニル基 (>C=O) と液体の水加ヒドラジン (N2H4・H2O) に戻る。 「FC凸DECK(エフシー・デコ・デッキ)」は、ボトルに入れた液体燃料を交換する方式を採る。「FC-Dock 05C(出力500ワット)」は、容量1.2リットルのカートリッジを4本搭載する。
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