FileMaker Cloud for AWS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 16:01 UTC 版)
「FileMaker」の記事における「FileMaker Cloud for AWS」の解説
日本では2017年7月から東京リージョンでサービス開始。2022年1月1日サポート終了。 アマゾンウェブサービス(Amazon Web Services)を使用して、クラウド上にFileMaker Pro Advancedで作成したユーザ独自のデータベースソリューション(クラリス社では"カスタム App"と呼称)を共有できるクラウドサービス。FileMaker Pro、FileMaker Go、および FileMaker WebDirect のいずれもクライアントとしてアクセス可能。 AWS Marketplaceを通じて利用人数(ユーザ数)分のFileMakerソフトウェアごと購入する方法と、クラリス社からソフトウェアライセンスを購入し、BYOL(Bring Your Own License)でFileMaker Cloudに持ち込んで稼働させる方法がある。 オンプレミスのFileMaker Serverと比較した場合のメリットは、サーバーマシン用のHD/OSの調達コストや管理コストが不要、時間単位課金を選択可能、スケーラビリティの拡張や縮小が容易、など。デメリットはESSアダプタやカスタムWeb公開がサポートされないこと。 FileMaker Cloud for AWSは、ユーザがAWSアカウントを所有し、EC2・EBS/S3・データ転送などはAWSから別請求となっている。このため、インスタンスの停止・開始のほか、ユーザライセンス・同時接続ライセンス・サイトライセンスのBYOLライセンスで稼働可能。 FileMaker Cloud for AWS は、リリースバージョンとして、Cloud1.15, Cloud1.16, Cloud1.17, Cloud1.18 がリリースされ、1.18が最終バージョンとなる。
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