FCX-V4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 06:45 UTC 版)
2001年9月に発表された。燃料電池システムが新設計となりコンパクト化されている。燃料電池スタックはバラード製。パワーアシストはウルトラキャパシタ。車体前後にクラッシャブルゾーンを作り衝突安全性を向上させ、燃料タンクを床下に収納、荷室スペースも確保している。新設計の燃料タンクは350気圧水素タンクとなり、航続距離が300kmと大幅に伸びた。最高速は130km/hから140km/hとなった。ラジエータの大型化や、計器盤のデジタルメーターの一新も行われている。全長4,205mm、車両重量1,740kg。 2002年3月発表の国土交通省大臣認定取得車両では、航続距離を315kmとしている。 FCXモデル一覧バージョン年燃料電池製造メーカー燃料電池最高出力モーター最高出力燃料タンク航続距離(LA-4モード)FCX-V01998 FCX-V11999 バラード 60kW 49kW 水素吸蔵合金LaNi5 FCX-V21999 ホンダ 60kW 49kW メタノール FCX-V32000 バラード 62kW 60kW 100L/250気圧 180km FCX-V3 Honda FC Stack2001 ホンダ 70kW 60kW 100L/250気圧 FCX-V42001 バラード 78kW 60kW 130L/350気圧 300km FCX2002 バラード 78kW 60kW 156.6L/350気圧 355km FCX Honda FC Stack2004 ホンダ 86kW 80kW 156.6L/350気圧 430km
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