DefaultProxySection クラス

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

DefaultProxySection クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

Web プロキシ サーバーの使用方法に関する構成セクションを表します。このクラスは継承できません。

名前空間: System.Net.Configuration
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 DefaultProxySection
    Inherits ConfigurationSection

Visual Basic (使用法)

Dim instance As DefaultProxySection

C#

public sealed class DefaultProxySection : ConfigurationSection

C++

public ref class DefaultProxySection sealed
 : public ConfigurationSection

J#

public final class DefaultProxySection extends
 ConfigurationSection

JScript

public final class DefaultProxySection extends
 ConfigurationSection

解説

このクラスは、defaultProxy 要素 (ネットワーク設定) 構成要素に対応します。

このクラスは、WebRequest クラスおよび WebClient クラスで行われた要求に使用する Web プロキシ サーバーに関する情報にアクセスするために使用されます。DefaultProxySection 構成セクションに含まれる構成要素を次の表に示します。

要素	説明
ProxyElement	使用する Web プロキシ サーバーを指定します。
BypassElement	プロキシ サーバーを使用して取得しないリソースを指定します。
ModuleElement	カスタムの IWebProxy 実装を指定します。

このクラスによって、構成ファイルに格納されている情報にプログラムからアクセスできるようになります。

DefaultProxySection の設定は、既定のプロキシ サーバーにだけ適用されます。

継承階層

System.Object
   System.Configuration.ConfigurationElement
     System.Configuration.ConfigurationSection
      System.Net.Configuration.DefaultProxySection

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
DefaultProxySection メンバ
System.Net.Configuration 名前空間
WebProxy クラス
その他の技術情報
ネットワーク設定スキーマ