CR広島1号【CRヒロシマ1ゴウ】(野菜)
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登録番号 | 第13643号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | 在来なたね | |
登録品種の名称及びその読み | CR広島1号 よみ:CRヒロシマ1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 広島県 | |
品種登録者の住所 | 広島県広島市中区基町10番52号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 重本直樹、平尾晃、長久逸、古谷博、檜山大行、和田淳、甲村浩之、土屋隆生、酒井泰文 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、はくさい「ストロングCR75」、はくさい「CR祝勝」、根こぶ病抵抗性のチンゲンサイ及び「広島菜」を育種素材として育成されたものであり、葉は倒卵形で、葉色がやや淡緑の根こぶ病抵抗性が強い漬物加工用品種である。草姿及び草丈は中、子葉の大きさはやや大、子葉の色はやや濃緑、胚軸の色は緑、分げつ性は無である。葉数は多、葉形は倒卵、葉長は中、葉縁の切れ込みは全縁、葉色はやや淡緑、葉面の着色は無、葉の光沢はやや多、ろう質は中、葉面の毛じは無、葉面の波うちはかなり少、葉縁の波うちは無である。葉柄・中肋の形は偏平、幅は極広、基部の幅はやや広、色は淡緑である。種子の大きさは大、早晩性は中、抽だい性はやや早、根こぶ病抵抗性は強である。「イタニ交配2号広島菜」及び「広島菜」と比較して、根こぶ病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5~6年に広島県立農業技術センター(東広島市)において、はくさい「ストロングCR75」、はくさい「CR祝勝」及び根こぶ病抵抗性のチンゲンサイに「広島菜」をそれぞれ交配し、7年から根こぶ病抵抗性個体の選抜及び「広島菜」の戻し交配を繰り返し、13年から選抜系統どうしを集団交配し、固定を図りながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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