CR柿沼2号【CRカキヌマ2ゴウ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7817号 |
登録年月日 | 2000年 3月 29日 | |
農林水産植物の種類 | はくさい | |
登録品種の名称及びその読み | CR柿沼2号 よみ:CRカキヌマ2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 4月 1日 | |
品種登録者の名称 | 柿沼昭博 | |
品種登録者の住所 | 群馬県邑楽郡明和町江口238番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 柿沼昭博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「赤羽白菜」,「新理想」,「筑波錦」及び「はくさい中間母本農1~5号」を育種素材として育成されたものであり,葉は濃緑で球内の着色程度が濃く,極晩生の根こぶ病抵抗性育種素材として利用できる品種である。草姿及び子葉の大きさは中,はい軸の色は黄緑,色素は無である。葉形はやや長,葉先の形は中,葉の大きさは大,色は濃緑,色素は無,毛じは目立たない,葉縁の波うちはやや多,切れ込みは深,葉面の凹凸は少である。結球性は結球,結球葉数は中,形はⅠ型,球高,球径及び球重は中,かぶりは浅,中肋の長さは長,幅は中,球内の着色程度は濃,球のしまりはゆるい,在ほ性は長,早晩性は極晩,根こぶ病抵抗性はかなり強である。「CR隆徳」と比較して,葉縁の波うちが多いこと,葉縁の切込みが深いこと,結球の形がⅠ型であること等で,「CR新黄」と比較して,葉縁の波うちが多いこと,葉縁の切れ込みが深いこと,球のしまりがゆるいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に群馬県結城市のほ場において「赤羽白菜」,「新理想」,「筑波錦」及び野菜・茶業試験場育成の「はくさい中間母本農1~5号」の各選抜系統を混植し,その自然交雑種子の中から球内部が黄色で根こぶ病抵抗性を有するものを選抜,以後,群馬県邑楽町において固定を図りながら特性の調査を継続し,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「CR真黄1号」であった。 |
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