CATレディースゴルフトーナメント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 06:00 UTC 版)
In Hakone |
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|---|---|
| 創設 | 1997年 (新キャタピラー三菱レディースとして) |
| 開催地 | 神奈川県(1998年 - ) |
| 開催コース | 大箱根カントリークラブ |
| 基準打数 | Par72(2021年)[1] |
| ヤーデージ | 6652Yards(2024年) |
| 主催 | 日本キャタピラー |
| ツアー | 日本女子プロゴルフ協会 |
| 競技方法 | ストロークプレー |
| 賞金総額 | 8000万円(2025年) |
| 開催月 | 8月 |
| 最少打数 | 204 |
| 通算スコア | -15 |
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CATレディースゴルフトーナメント(CAT Ladies Golf Tournament)は1997年より毎年8月第3週から第4週にかけて行われている建設機械大手の日本キャタピラー(旧・新キャタピラー三菱)の主催、日本女子プロゴルフ協会公認による女子プロゴルフトーナメントの一つである。2007年までは「新キャタピラー三菱レディース」の名称で行われていた。
大会の会場は1997年の第1回大会は静岡県三島市にあるグランフィールズカントリークラブで開催されたが、1998年の第2回大会以降は神奈川県足柄下郡箱根町の大箱根カントリークラブで行われている。ゴルフ場が多数存在する箱根にあって、本大会はメジャー大会を除けば男女を通じて唯一開催されていたプロゴルフトーナメントだったが、2016年以降は毎年4月にPGAシニアツアー『ノジマチャンピオンカップ 箱根シニアプロ ゴルフトーナメント』が同じ箱根町の箱根カントリー倶楽部を舞台にして行われている[2]。
2025年現在、賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円。
各賞について
- 2000年以降、優勝者にはキャタピラー製の小型建設機械が副賞として贈呈される[3]。2004年と2005年はミニホイールローダが、それ以外の年は小型パワーショベルが贈られており、ゴルフ界ではちょっとした話題にもなっている。ちなみに、2004年に優勝した木村敏美は「メジャーより勝ちたい大会。ずーと狙ってました」と公言。そして念願のミニホイールローダを獲得して話題を呼んだ[3]。
- また、17番(パー3)にはホールインワン賞が設定されていて、これを達成した選手には500万円の賞金が贈られる。
歴代優勝者
| 開催回 | 開催年 | 大会名称 | 優勝者名 | 開催コース |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1997年 | 新キャタピラー三菱レディース ゴルフトーナメント |
グランフィールズカントリークラブ | |
| 第2回 | 1998年 | 大箱根カントリークラブ | ||
| 第3回 | 1999年 | |||
| 第4回 | 2000年 | |||
| 第5回 | 2001年 | |||
| 第6回 | 2002年 | |||
| 第7回 | 2003年 | |||
| 第8回 | 2004年 | |||
| 第9回 | 2005年 | |||
| 第10回 | 2006年 | |||
| 第11回 | 2007年 | |||
| 第12回 | 2008年 | CATレディースゴルフトーナメント | ||
| 第13回 | 2009年 | |||
| 第14回 | 2010年 | |||
| 第15回 | 2011年 | |||
| 第16回 | 2012年 | |||
| 第17回 | 2013年 | |||
| 第18回 | 2014年 | |||
| 第19回 | 2015年 | |||
| 第20回 | 2016年 | |||
| 第21回 | 2017年 | |||
| 第22回 | 2018年 | |||
| 第23回 | 2019年 | |||
| 第24回 | 2021年[9] | |||
| 第25回 | 2022年 | |||
| 第26回 | 2023年 | |||
| 第27回 | 2024年 | |||
| 第28回 | 2025年 |
テレビ放送
- 2021年まではテレ朝チャンネル2で2日目・最終日前半を生中継、後半はテレビ朝日系列で録画放送されているが、「全国高校野球選手権大会・決勝戦」と重なった場合、延長戦などによる中継の延長を行った場合は、放送時間を短縮ないし深夜に放送される。なお、高校野球決勝戦中継が2015年よりローカルセールスに移行になったことにより、決勝戦と日程が重なっても、朝日放送テレビを除いて通常通りの放送となる(最近では2016年[注 3]が該当)。BS朝日での放送は行われないが、CSチャンネルのゴルフネットワーク「とことん1番ホール生中継」で2日目・最終日の模様を放送している。
- 2022年からはBSフジで放送されることになった。
脚注
注釈
- ^ 2016年大会は
大江香織、
全美貞とのプレーオフを制す。 - ^
西郷真央とのプレーオフを制してJLPGAツアー初優勝。 - ^ この年は南北海道代表の北海高校が決勝に進出したため、北海道テレビ放送も同様の対応を取った。
出典
- ^ a b 小祝さくらが4打差逆転で2週連続V 稲見萌寧は後半大乱調で2位 - ALBA 2021年8月22日配信、同日閲覧
- ^ “ノジマチャンピオンカップ 大会概要”. 大会公式サイト. 2019年4月22日閲覧。
- ^ a b 意外にも(!?) ユニークな副賞に集まる熱視線 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2008年8月21日掲載、2018年9月2日閲覧
- ^ 服部真夕が3年ぶり復活優勝!逆転で通算5勝目 - ゴルフダイジェスト・オンライン、2015年8月23日閲覧
- ^ イ・ボミ「日本戻ってこないかも」どん底から復活V - 日刊スポーツ、2017年8月21日閲覧
- ^ ボミ プレーオフ制しバースデーV CATレディース最終日 - スポニチアネックス、2016年8月21日閲覧
- ^ 20歳大里桃子がツアー初勝利「黄金世代」また新星 - 日刊スポーツ、2018年8月19日配信、同日閲覧
- ^ 浅井咲希が「完全」で初優勝 黄金世代では9人目 - 日刊スポーツ、2019年8月25日配信、同日閲覧
- ^ 「CAT Ladies 2020」開催中止について キャタピラージャパン(合)、JLPGA
- ^ ルーキー岩井千怜が逃げ切り 史上3人目の初勝利から2週連続V - ALBA 2022年8月21日配信、同日閲覧
- ^ “川崎春花が自身初の完全優勝で今季3勝目 03年度生まれダイヤモンド世代では一番乗りの5勝目”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. 18 August 2024. 2024年8月18日閲覧.
- ^ “桜井心那、完全Vで2年ぶり5勝目! 23年に19歳で4勝→昨季の低迷から復活 CATレディース”. スポーツ報知. 24 August 2025. 2025年8月24日閲覧.
参考
- 日本女子プロゴルフ協会 CATレディースゴルフトーナメント[リンク切れ]
外部リンク
- CATレディースゴルフトーナメント (日本キャタピラーによる)
固有名詞の分類
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