C-CAS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 07:03 UTC 版)
日本におけるデジタル化ケーブルテレビ(デジタルケーブルテレビ)のCASとしてはC-CAS(ケーブルキャス)がある。 デジタルケーブルテレビの視聴(B-CASカードの対象となる、BSデジタル放送、地上デジタル放送および110度CSデジタル放送の再送信を除く)には、C-CASカードが使用される。C-CASカードはICカードであり、チューナー(セットトップボックス)に挿入すると番組サービスを視聴できる仕組みになっている。 また、PPVに対応しているシステムでは、C-CASにより課金管理も行われている。 また、C-CASによりコピー制御(コピーワンス等)を行っているシステムでは、B-CASと同様に、その放送の録画に対して、コピー制御により様々な制限が掛かる場合がある。B-CASの項、DVDレコーダー#DVDレコーダーとコピー制御の関係の項などを参照。 C-CASカードの運用業務は「有限責任中間法人日本ケーブルキャスセンター」(旧 社団法人日本ケーブルテレビ連盟日本ケーブルラボ ケーブルキャス協議会)が行っている。 C-CASには、松下CATV限定受信方式(松下電器産業)、Secure Navi方式(パイオニア)、日立方式(日立製作所)の3種があり、メーカー間での互換性確保が課題になっている。
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