CC団
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CC団(シーシーだん。C・C団、CC派、C・C系とも)は、中華民国・国民政府時代の、中国国民党内の党派。陳果夫、陳立夫の兄弟を中軸として、国民党の党内支配、特務諜報活動の方面で権力を振るった。蔣介石の与党的存在であったが、国民党政権が国共内戦に敗れて台湾に移った際に衰退した。
- ^ 『二陳和CC』123、125頁
- ^ 『成敗之鑑 陳立夫回憶録』435-437頁。菊池一隆は陳立夫のこのコメントに賛意を示し、CCの名称は「中共が非難するため付した他称が国民党内の政敵を含めて普遍化したものと考えて間違いない。」と述べている。「都市型特務「C・C」系の「反共抗日」路線について(上)」3頁
- ^ 『二陳和CC』121頁、「都市型特務「C・C」系の「反共抗日」路線について(上)」6頁
- ^ 都市型特務「C・C」系の「反共抗日」路線について(上)」7頁。菊池はまた、「つまりC・C系は国民政府の基盤確立の過程で生まれてきた「新官僚」と知識分子中心の小ブルジョワ層であり、いわば江浙中心の都市勢力といえる。」と述べている。同上8頁
- ^ 「都市型特務「C・C」系の「反共抗日」路線について(上)」8-11頁
- ^ 同上12頁
- ^ a b 『二陳和CC』72-74頁
- ^ 『二陳和CC』134-141頁、「都市型特務「C・C」系の「反共抗日」路線について(上)」16-17頁
- ^ 「都市型特務「C・C」系の「反共抗日」路線について(上)」21頁
- ^ a b 「都市型特務「C・C」系の「反共抗日」路線について(下)」27頁
- ^ 『読売新聞』1937年9月14日付朝刊、7面
- ^ 『二陳和CC』216-219頁
- ^ 「都市型特務「C・C」系の「反共抗日」路線について(下)」29頁、『二陳和CC』241頁
- ^ 「都市型特務「C・C」系の「反共抗日」路線について(下)」30-31頁
- ^ 岩谷 2008 p.344
- ^ 『二陳和CC』6-7頁
- ^ 『二陳和CC』11頁
- ^ 『台湾 転換期の政治と経済』106頁
- ^ 『台湾 転換期の政治と経済』107頁。「新政座談会派」は黄埔軍官学校や藍衣社、三民主義青年団を母体とした。『台湾 転換期の政治と経済』138頁
- ^ 『台湾 転換期の政治と経済』106-108頁
- ^ 『台湾 転換期の政治と経済』109頁
- 1 CC団とは
- 2 CC団の概要
- 3 日中戦争期の動向
- 4 関連項目
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