Battle of Miyako Bayとは? わかりやすく解説

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宮古湾海戦

(Battle of Miyako Bay から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/26 16:17 UTC 版)

宮古湾海戦(みやこわんかいせん、明治2年3月25日1869年5月6日))は、箱館戦争における戦闘のひとつで、盛岡藩宮古村(現在の岩手県宮古市)沖の宮古湾で発生した。海上戦力で新政府軍に対して劣勢に立たされていた旧幕府軍は、新政府軍の主力艦である甲鉄への斬り込みによってこれを奪取する作戦を決行したが、失敗に終わった。宮古海戦とも呼ばれる。


注釈

  1. ^ ニコールとコラッシュの二人はフランス東洋艦隊のミネルヴァに士官候補生として乗艦していたが、横浜停泊中に脱走して箱館政権に合流していた。
  2. ^ 作戦決行の4ヶ月以上前(開陽丸はまだ健在であった)、ブリュネは甲鉄が新政府軍に引き渡された場合、唯一の策はアボルダージュであると述べていた[1]
  3. ^ 旧幕府軍は宮古湾海戦の前にも、1868年11月1日の蟠竜による松前砲撃時に、津軽藩の旗を掲げて松前港に進入し、砲撃直前に日章旗に取り換えて戦った前例がある[2]
  4. ^ 甲鉄の乗組員であった山県小太郎の「『ガトリング砲』にあらず、小銃をもって射撃せり」という発言が『薩藩海軍史』に記載されていることなどから、甲鉄にガトリング砲は搭載されていなかったという説がある[2]

出典

  1. ^ 1869年1月16日付のハリー・パークスからスタンレー外相への報告書。
  2. ^ a b 菊地・伊東(1998)


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