バングルス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/30 05:26 UTC 版)
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| バングルス | |
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       2015年 トリオ時代
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| 基本情報 | |
| 別名 | 
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| 出身地 |  アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス | 
| ジャンル | |
| 活動期間 | |
| レーベル | |
| 公式サイト | バングルス 公式サイト | 
| メンバー | |
| 旧メンバー | マイケル・スティール | 
バングルス(英語: The Bangles)は、アメリカ合衆国のガールズバンド。1980年代に数々のヒットを放った。一度解散していたが、1990年代末から再始動している。
歴史
1981年にロサンゼルスでスザンナ・ホフス、ヴィッキーとデビーのピーターソン姉妹、ベーシストのアネット・ジリンスカスの4人により結成。最初のバンド名はスーパーソニック・バングス。後にバンド名をバングスと変えるが先にニュージャージー州に同名のバンドが存在していたため、バングルスという名前に落ち着いた。バングルとはアクセサリーの腕輪のこと。
1982年に当時A&Mレコード傘下のレーベルI.R.S.からミニ・アルバム『Bangles』を発表。翌年にはCBSレコードと契約するがアネットが脱退、マイケル・スティールが新たに加入した。マイケルは元祖ガールズ・ロック・バンドのザ・ランナウェイズの初期メンバーであった。
 
   1984年にアルバム『気分はモノクローム (All Over The Place)』でデビュー。デビューアルバムを聴いたプリンスがスザンナを気に入り、1986年に「マニック・マンデー」を提供。米英で2位の大ヒットを記録する。日本でも、同年にトヨタ・ターセルのCM曲として起用された。この曲が収録されたセカンド・アルバム『シルバー・スクリーンの妖精 (Different Light)』からは「マニック・マンデー」、「ホワット・シー・ウォンツ(If She Knew What She Wants)」、ナンバーワンヒットの「エジプシャン (Walk Like an Egyptian)」、「ウォーキング・ダウン・ユア・ストリート」と彼女たちは一躍スターとなった。
1987年にはサントラ盤に提供したサイモン&ガーファンクルのカバー曲「冬の散歩道 (Hazy Shade of Winter)」、1988年の『エヴリシング (Everything)』からは「恋の手ほどきIN YOUR ROOM (In Your Room)」、1989年に米英で1位となった「胸いっぱいの愛 (Eternal Flame)」、「いつでもBE WITH YOU」と立て続けにヒットを飛ばす。しかしこの直後にバンドは活動を停止した。
その後、スザンナはソロ歌手に転向。また1993年に映画監督のジェイ・ローチと結婚する。1997年、ジェイの大ヒット作『オースティン・パワーズ』のサントラ盤にスザンナが参加し、1999年には『オースティン・パワーズ:デラックス』のサントラ盤で4人がバングルスとしてレコーディングしたのを機に再結成[2]。
2003年にはバングルスとして14年ぶりのアルバム、「ドール・レヴォリューション(Doll Revolution)」が発表される、アルバムからシングルカットされた「サムシング・ザット・ユー・セッド(Something That You Said)」、「テア・オフ・ユア・オウン・ヘッド(ドール・レヴォリューション) (Tear Off Your Own Head (It's a Doll Revolution))」と「テイク・ケア・オブ・ユー(I Will Take Care of You)」はどれもマイナーヒットで終わる[要出典]。
2005年にマイケルが脱退を発表、その後、アビー・トラヴィスがベースをサポートしているが、正式メンバーにはならなかった。
マイケルの脱退後、3人体制となったバングルスは「Sweetheart of the Sun」を2011に発表している[要出典]。
2014年「エジプシャン (Walk Like an Egyptian)」がテレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のエンディング曲に使用された[3]。
2018年にオリジナル・メンバーのアネット・ジリンスカスが35年ぶりに復帰。
メンバー
オリジナルメンバー
- スザンナ・ホフス(Susanna Hoffs、1959年1月17日 - )- ボーカル、ギター、コーラス (1981年 - 1989年、1999年 - )
- ヴィッキー・ピーターソン(Vicki Peterson、1958年1月11日 - ) - ボーカル、ギター、コーラス (1981年 - 1989年、1999年 - )
- デビー・ピーターソン(Debbi Peterson、1961年8月22日 - ) - ボーカル、ドラム、コーラス (1981年 - 1989年、1999年 - )
- アネット・ジリンスカス(Annette Zilinskas、1962年11月6日 - ) - ベース、コーラス (1981年 - 1983年、2018年 - )
-  
     
    スザンナ・ホフス(2011年)
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    ヴィッキー・ピーターソン(2008年)
-  
     
    デビー・ピーターソン(2008年)
旧メンバー
ディスコグラフィ
アルバム
| 発売日 | 規格 | 規格品番 | タイトル | 
|---|---|---|---|
| CBS・ソニー | |||
| 1982年 | LP | The Bangles | |
| 1984年 | 28AP-2905 | 気分はモノクローム - All Over The Place | |
| 1986年2月26日 | 28AP-3148 | シルバー・スクリーンの妖精 - Different Light | |
| 1988年 | 25AP-5298 | エブリシング - Everything | |
| 1990年5月8日 | CD | CSCS-5181 | グレイテスト・ヒッツ - Greatest Hits | 
| ビクターエンタテインメント | |||
| 2003年 | CD | VICP-62174 | ドール・レヴォリューション - Doll Revolution | 
| 2011年 | スイートハート・オブ・ザ・サン - Sweetheart Of The Sun | ||
シングル
| 発売日 | 規格 | 規格品番 | 面 | タイトル | 
|---|---|---|---|---|
| CBS・ソニー | ||||
| 1986年2月26日 | '7 EP | 07SP-939 | A | マニック・マンデー | 
| B | Return Post | |||
| 1986年 | '12 EP | 12AP-3201 | A1 | Manic Monday (Extended 'California' ver.) | 
| B1 | If She Knew What She Wants (Extended Remix) | |||
| B2 | Going Down To Liverpool | |||
| 1986年8月21日 | '7 EP | 07SP-962 | A | ホワット・シー・ウォンツ / If She Knew What She Wants | 
| B | ノット・ライク・ユー / Not I Like You | |||
| 1986年12月21日 | 07SP-996 | A | エジプシャン / Walk Like An Egyptian | |
| B | 恋に堕ちた天使 / Angels Don't Fall In Love | |||
| 1987年2月 | 07SP-1018 | A | Walking Down Your Street | |
| B | Let It Go | |||
| 1987年12月21日 | 04SP-1077 | A | 冬の散歩道 / A Hazy Shade Of Winter | |
| B | (A面のみ) | |||
| 1988年11月9日 | 05SP-3055 | A | 恋の手ほどきIn Your Room / In Your Room | |
| B | Bell Jar | |||
| 1989年2月8日 | XDSP-93107 | A | 胸いっぱいの愛 / Eternal Flame(英語版) | |
| 8cmCD | 10EP-3059 | B | Crash & Burn | |
| 1989年6月1日 | 10EP-3084 | 1 | Be With You | |
| 2 | Let It Go | |||
| ビクターエンタテインメント | ||||
| 2003年5月21日 | CD | CDS-1479 | 1 | Tear Off Your Own Head (It's A Doll Revolution) | 
| 2 | Ride The Ride | |||
| 3 | 胸いっぱいの愛(Acoustic ver.) / Eternal Flame(Acoustic ver.) | |||
| 4 | Something That You Said (Jeremy Wheatley mix) | |||
脚注
出典
- ^ a b c d Erlewine, Stephen Thomas. “Bangles | Biography & History”. AllMusic. All Media Group. 2020年12月25日閲覧。
- ^ “バングルス、再結成!”. Barks (2000年7月19日). 2000年8月13日閲覧。 エラー: 閲覧日がウィキペディアの設立以前の日付です。(説明)
- ^ “ジョジョ:アニメ3部のエンディングはバングルス 米国の女性バンド”. MANTANWEB (2014年4月19日). 2024年8月13日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
- バングルスのページへのリンク

 
                             
                    








