マイケル・スティール (ミュージシャン)とは? わかりやすく解説

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マイケル・スティール (ミュージシャン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/09 11:44 UTC 版)

マイケル・スティール
(2003年)
基本情報
出生名 Susan Thomas
別名 ミッキー・スティール
生誕 (1955-06-02) 1955年6月2日(70歳)
出身地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス郡パサデナ
ジャンル
  • ロック
  • ポップス
職業
担当楽器
活動期間 1975年 - 2005年
レーベル
共同作業者

マイケル・スティールMichael Steele、本名スーザン・トーマス、1955年6月2日 - )は、アメリカ合衆国出身の女性シンガーソングライターベーシストガールズバンド バングルスの元メンバー。

※本名にナンシー(Nancy)やニコルソン(Nicholson)というミドルネームが入って紹介されている記事もある[1][2][3][4]

略歴

1975年、後にメジャーデビューするガールズバンド ザ・ランナウェイズの創立メンバーとして、ミッキー・スティール(Micki Steele)の名でごく初期に携わる。

※後に彼女が芸名として使うマイケル(Michael)は一般的には男性名であるが、ミッキー(Micki)は女性名のミカエラ(Michaela)の愛称として用いられる(男性名の場合は、Mick, Mike, Mikey等となる)。芸名を選んだ理由については、インタビューで質問されても明確に答えたことはない[5]

なお、当時のデモ音源が1991年に突如リリースされている[6]

ザ・ランナウェイズ脱退後は、ロサンゼルスのローカルバンド(Elton Duck, Slow Children, Toni & The Movers, Nadia Kapiche, Snakefinger, The Apaches of Paris等)を渡り歩く[7][8]

1983年、ガールズバンド バングルスのベーシスト アネット・ジリンカスの後任として加入し、1984年にファースト・アルバム『気分はモノクローム(All Over the Place)』でメジャーデビューする(バングルスはマイケル加入前の1982年にミニ・アルバムをリリースしている[9])。

1986年に発表されたセカンド・アルバム『シルバースクリーンの妖精(Different Light)』では、「エジプシャン(Walk Like an Egyptian)」(ヴィッキー ⇒ マイケル ⇒ スザンナと順に切り替わって歌う構成)、「9月の少女(September Gurls)」、「フォローイング(Following)」にてリードボーカルを披露している。

1988年に発表されたサード・アルバム『エヴリシング(Everything)』では、『愛しのガール(Complicated Girl)』、『Something(Something to Believe In)』、『憧れのglitter Years(Glitter Years)』にてリードボーカルを担当している。

ヒットを飛ばしていたバングルスだったが、1989年に解散した。

バングルスから離れた後は、ソロ活動を見据えての曲作りおよびレコーディングを行う(未発表)とともに、Crash WisdomやEyesoreといったバンドでの活動も並行して行った[10][11]

1999年にバングルスは再結成され、2003年に通算4枚目のフル・アルバム『ドール・レヴォリューション(Doll Revolution)』を発表する。収録曲の『ニッケル・ロミオ(Nickel Romeo)』、『ソング・フォー・ア・グッド・サン(Song for a Good Son)』、『ビトウィーン・ザ・トゥー(Between the Two)』にてリードボーカルを務めた。

2005年、バングルスから正式に脱退し、音楽業界から引退した。

脚注

  1. ^ Metason. “Michael Steele” (英語). ArtistInfo. 2025年1月6日閲覧。
  2. ^ Ethnicity of Celebs | Michael Steele”. EthniCelebs.com. 2025年1月7日閲覧。
  3. ^ “An interview with Dan Navarro by Greg Lacour, 2012”. Tumblr. https://micki-steele-net.tumblr.com/post/640016692001538048/an-interview-with-dan-navarro-by-greg-lacour 2025年1月7日閲覧。 
  4. ^ Michael Steele”. www.nndb.com. 2025年1月7日閲覧。
  5. ^ Dave (2021年6月2日). “June 2 – Michael Had Runaway Success With Bangles” (英語). A Sound Day. 2025年1月7日閲覧。
  6. ^ The Runaways - Born To Be Bad』1991年https://www.discogs.com/release/2326871-The-Runaways-Born-To-Be-Bad2025年6月8日閲覧 
  7. ^ micki-steele-net”. tumblr.com. 2025.0108閲覧。 エラー: 閲覧日が正しく記入されていません。
  8. ^ Write the Things that I Want to 【雑記】The Bangles② マイケル・スティールという人 その1”. ecstasy1018.blog.fc2.com. 2025年1月8日閲覧。
  9. ^ Bangles - Bangles』1983年https://www.discogs.com/master/64718-Bangles-Bangles2025年6月8日閲覧 
  10. ^ micki-steele-net Page3”. micki-steele-net. tumblr.com. 2025年1月8日閲覧。
  11. ^ Write the Things that I Want to 【雑記】The Bangles③ マイケル・スティールという人 その2”. ecstasy1018.blog.fc2.com. 2025年1月8日閲覧。

関連項目

外部リンク




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