BASIC、Visual Basic、VB.NET
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:18 UTC 版)
「命名規則 (プログラミング)」の記事における「BASIC、Visual Basic、VB.NET」の解説
BASICは、C言語と違って大文字/小文字の区別をしない言語である。処理系は大文字/小文字の違いを無視してシンボルの識別をしている。これはVisual Basic (VBAを含む) およびVisual Basic .NETにおいても受け継がれている。したがって、例えば form.show, Form.Show, FORM.SHOW はすべて同じ意味になる。ただし、識別子名は人間にとって読みやすいほうが好ましいため、VB/VB.NETでは通例シンボルの宣言時に大文字/小文字を使い分け、シンボルを利用する際も宣言に応じて区別する命名規則が採用される(IDEによるコード補完や自動フォーマットの際も宣言名が利用される)。型名やメソッド名、プロパティ名は大文字で始めるアッパーキャメルが採用されている。 かつてVB/VBAでは、GUI要素(コントロール)などの変数名に、略語の接頭辞(ハンガリアン記法)を使う命名規則が推奨されていたが、VB.NET (Windows FormsおよびWPFなど) ではそのようなガイドラインは存在せず、ハンガリアン記法は非推奨となっている。
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