B805/806、B905/906/907
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 00:26 UTC 版)
「三菱ふそう・エアロエース」の記事における「B805/806、B905/906/907」の解説
国鉄専用型式 B906R 1967年、高速輸送時代の到来に合わせて新たに開発したショートストロークの90゜V型ディーゼルDC系エンジンと共に、MR/MARの観光用とMAR820の後継車として発売されたのが新系列のB8/B9シリーズ。V型8気筒8DC2エンジン(265PS)・11.2m尺のB905N型1型式のみでスタートし、後年12m車(型式末尾記号がS)や8DC2エンジン(230PS)搭載車(B806系)、8DC4エンジン(300PS)搭載車(B907系)、12DC2エンジン (350PS)を搭載した国鉄向けの専用モデル(国鉄専用型式)(B906R型)などが追加されて一大ファミリーを形成した。 B800シリーズには、V型6気筒エンジンを搭載した観光モデルや路線モデル(B800/805系)も存在した。路線モデルについてはエアロスターの項目を参照されたい。 なおB8、B9系でも標準の観光ボディのほかに、路線バス用のボディ(G4型、呉羽73MC型)を架装したモデルも阪急バスや日本交通(鳥取) などで見られた。 三菱自動車工業(三菱自工、名古屋・大江工場)製の新設計のボディ(B35型)は次に記すMS512/513系から採用されるが、両備バスはこれに先駆けてB905に新設計の標準ボディを架装した。 またB9系の特殊形式としてフレーム付構造のB915があるが、バス用としては東京特殊車体が車体を架装しはとバスが導入したB915Nがあるのみである。 大川自動車 B806N 三菱車体 コトデンバス(高松バスカラー) B805L 呉羽車体 コトデンバス B905N 呉羽車体 コトデンバス(高松バスカラー) B806L 呉羽車体 日本交通 B905N 呉羽車体(G4型) 山口市交通局 B806N 三菱車体 土佐電気鉄道 B907S 三菱車体(B35型スタイル) 林田産業交通 B806L 富士重車体 日本国有鉄道 B907NA 富士重車体 熊本バス B806L 西工車体 岐阜バス B905N 川重車体 はとバス B915N 東京特殊車体
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