B820J
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:15 UTC 版)
「三菱ふそう・エアロスター」の記事における「B820J」の解説
1969年(昭和44年)に東京モーターショーの会場で発表された路線用低床ワンステップバスで、翌々年に正式発売された。B800シリーズを名乗るも、エンジンはMR系と同じ6DB1型をリヤの右隅に搭載した。また、デフギアを右側に寄せた専用アクスルも採用しており、後に普及を決定付ける京急形ワンステップバスとは全く違う方式となっている。ボディは呉羽製で、扉配置は前・後扉である。 スタイルは一般車より前面窓下端とヘッドランプ位置が低く、当時としては画期的な58 cmの床面高さを実現したモデルであったが、前後オーバーハングが長かったため走行可能な道路が制限され、販売数はわずか37台にとどまった。阪急バス、大阪市交通局、高松琴平電鉄(コトデンバス)、高松バス(共に現ことでんバス)、東京空港交通、大阪空港交通が採用した。
※この「B820J」の解説は、「三菱ふそう・エアロスター」の解説の一部です。
「B820J」を含む「三菱ふそう・エアロスター」の記事については、「三菱ふそう・エアロスター」の概要を参照ください。
- B820Jのページへのリンク