拡大技法
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/29 05:39 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動拡大技法(かくだいぎほう、Auxesis)とは、誇張法の1形式で、ある事の重大性を増幅する目的で、不釣り合いな言葉を使って言及すること。抑言法や緩叙法とは対照的なもの。
例
- 弁護士が「ひっかき傷(scratch)」のことを「外傷(wound)」あるいは「裂傷(laceration)」と言うこと。
- 「本(A book)」を「volume(巻)」あるいは「tome(大冊)」と言うこと。
- 重大さまたは壮大さの感覚を出す意図で、「映画(A film)」のことを「drama(ドラマ)」あるいは「epic(叙事詩)」と言うこと。
参考文献
- Corbett, Edward P.J. Classical Rhetoric for the Modern Student. Oxford University Press, New York, 1971.
- ディオニュシオス/デメトリオス 修辞学論集(日本語訳:木曽明子・戸高和弘・渡辺浩司[要曖昧さ回避]。京都大学学術出版会・西洋古典叢書)
関連項目
「Auxesis (figure of speech)」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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