シベリアオオハシシギとは? わかりやすく解説

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シベリアオオハシシギ

(Asian dowitcher から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 06:23 UTC 版)

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シベリアオオハシシギ
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: シギ科 Scolopacidae
: オオハシシギ属 Limnodromus
: シベリアオオハシシギ
L. semipalmatus
学名
Limnodromus semipalmatus
(Blyth, 1848)
和名
シベリアオオハシシギ
英名
Asiatic Dowitcher

シベリアオオハシシギ(シベリア大嘴鴫、学名:Limnodromus semipalmatus ) は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種である。

分布

ロシアのオビ川流域、バイカル湖周辺、中国東北部で繁殖し、冬季はインド東部、東南アジア、オーストラリア北部に渡り越冬する。繁殖地、越冬地とも、やや局所的である。

日本ではまれな旅鳥として、春秋の渡りの時期に少数が飛来する。ほとんどが、1羽での記録である。

形態

全長約35cm。体色等はオオハシシギとよく似ている。雄成鳥夏羽は、顔から胸は赤褐色で、頭頂から背中にかけて黒い縦斑がある。下腹部から下尾筒にかけては白色で、黒褐色の斑がある。雌成鳥夏羽は、雄に比べると淡色である。成鳥冬羽は雌雄とも、頭上や体の上面は灰褐色で、眉斑は白い。体の下面は白く、頸や胸に灰褐色の斑がある。

嘴は黒色で長く伸びている。足は黒色で、オオハシシギよりも長い。

生態

非繁殖時には、海沿いの水田湿地、河口、干潟に生息する。

水中に嘴を差込みながら、昆虫類や甲殻類、貝類などを捕食する。

鳴き声は、「チェッチェッ」「ケッ」。非繁殖期にはほとんど鳴かない。

参考文献

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