ラムサール条約登録地
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パンガー湾国立公園(海洋国立公園)は、2002年8月14日、生態系の国際的重要性からラムサール条約 に登録された(no. 1185)。 パンガー湾は水深の浅い湾である。湾内には42の島があり、潮間帯森林湿地、28種類のマングローブ、藻場、サンゴ礁などが見られる。このような湾内では、世界的に絶滅の危機に瀕しているクロエリシロチドリ (Charadrius peronii)やシベリアオオハシシギなど、少なくとも88種の鳥類を見ることができる。さらに魚類82種、爬虫類18種、両生類3種、哺乳類17種。哺乳類にはジュゴン(「危急」(絶滅危惧II類))、シロテテナガザル、スマトラカモシカ(「絶滅危機」(絶滅危惧IB類))、スナメリなどが生息する。
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