境界軍
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/27 22:43 UTC 版)
境界軍(Army of the Border)は南北戦争中の北軍の軍。 1864年の南軍スターリング・プライスの侵攻に対応するために、カンザス軍管区(Department of Kansas)下の部隊を集めて編成された。司令官はサミュエル・カーティスが務めた。
概要
南カンザス小軍管区(District of South Kansas)司令官であったジェームズ・ブラント(James G. Blunt)少将が、境界軍第1師団の師団長となった。第1師団は3個志願兵騎兵旅団と1個カンザス州民兵旅団で構成されていた。また、ジョージ・ダイツラー(George Deitzler)少将が、民兵で構成される大2師団を率いた。
ブラント師団は1864年10月19日の第二次レキシントンの戦い(Second Battle of Lexington)と10月21日のリトルブルー川の戦い(Battle of Little Blue River)に参加し、どちらも敗北に終った後にカンザス州ウェストポートでカーティスと合流した。1864年10月23日ウェストポートの戦いでは、カーティスの2個師団は、ミズーリ軍管区(Department of the Missouri)から派遣されたアルフレッド・プレソントンの騎兵師団が加わり、兵力は22,000人に達した。戦闘の後、民兵部隊はそれぞれの故郷に戻り、ブラントの志願兵部隊のみがプレソントンの師団と共に追撃を行った。10月28日、ブラントの師団は第二次ニュートニアの戦い(Second Battle of Newtonia)で、プライスを打ち破り、これが最後の大きな戦いとなった。
司令官
- サミュエル・カーティス少将:1864年10月14日 – 11月8日
主要な戦い
- プライスの襲撃
- 第二次レキシントンの戦い(ブラントの第1師団のみが参戦)
- リトルブルー川の戦い (ブラントの第1師団のみが参戦)
- ウェストポートの戦い
- マインクリークの戦い(ブラントの第1師団のみが参戦)
- 第二次ニュートニアの戦い (ブラントの第1師団のみが参戦)
戦闘序列
ウェストポートの戦い
師団 | 旅団 | |
---|---|---|
境界軍 |
第1師団(特設騎兵師団) |
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第2師団(カンザス民兵師団) |
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|
ミズーリ軍管区騎兵師団 |
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第16軍団分遣隊 |
2個師団 |
5個旅団 |
マインクリークの戦い
師団 | 旅団 | |
---|---|---|
境界軍 |
第1師団 |
|
ミズーリ軍管区騎兵師団 |
|
参考資料
- Eicher, John H., & Eicher, David J., Civil War High Commands, Stanford University Press, 2001, ISBN 0-8047-3641-3.
「Army of the Border」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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