AXIAブランドの終焉
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2004年(平成16年)10月に富士フイルムイメージングに吸収された後は新製品の投入が一切無く、2005年(平成17年)12月までにカセットテープ・ビデオテープ等の音声・映像記録用磁気テープメディアの生産終了・先行撤退を皮切りに、2006年(平成18年)12月を以ってFUJIFILMブランド(旧・FUJIブランド)の音声記録・映像記録等のコンシューマー(一般消費者)向け各種記録用メディア製品と共に全ての記録用メディア製品の生産を完了した。これにより、1960年(昭和35年)より展開していた富士フイルムのコンシューマー向け記録メディア事業部は名実共に46年の歴史に幕を下ろした。その後、富士フイルムイメージングも最終的に富士フイルムに吸収され、日本国内のみならず家庭用磁気記録メディア市場からは「FUJI」ブランドを含め、完全撤退した。なお、家庭用磁気記録メディア撤退後も富士フイルムは業務用向けコンピュータデータ用の各種記録メディア製品は数年間継続生産していたが、2021年(令和3年)現在でも生産が継続されているLTOデータカートリッジを除き、2010年(平成22年)末までにほぼ撤退している。
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