AIGグループの生保会社に
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 08:55 UTC 版)
「AIGエジソン生命保険」の記事における「AIGグループの生保会社に」の解説
2003年(平成15年)に、GEがGEキャピタル・エジソン生命の売却を決めたことから、同年8月にAIGが同社の全株式を買い受けて子会社化。2004年(平成16年)1月に、商号(社名)がAIGエジソン生命保険株式会社に変更された。 2006年(平成18年)5月に同じAIGグループの日本法人であるAIGスター生命保険との経営統合を合意し、2008年(平成20年)8月29日に合併契約書締結、同年9月16日に両社の臨時株主総会での特別決議を経て、2009年(平成21年)1月1日に両社は合併してAIG生命保険株式会社となることとなった(手続上はAIGエジソン生命が存続会社)。 しかし、合併を目前に控えた2008年(平成20年)9月に、親会社である米・AIGがサブプライムローン問題の影響を受け、経営危機に至る(AIGショック)。そのため、AIGの経営再建策の1つとして、業績が良く高値で売却の見込める日本の生命保険事業3社(当社、AIGスター生命保険、アリコジャパン(現・メットライフ生命保険))を売却することが、同年10月3日に発表された。エジソン生命はAIG株を取得していない事と財務の健全性は保たれている事から、売却されても保険契約者に影響はないとされている。 この件によって、合併計画を延期させざるを得なくなったことから、2009年(平成21年)1月に予定されていた合併は先送りされた。その後、株式譲渡交渉は2009年(平成21年)10月末に中止が発表され、AIGグループの傘下で成長を図ることとしていた。
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