AIGスター生命保険とは? わかりやすく解説

AIGスター生命保険

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/15 15:08 UTC 版)

AIG > AIGスター生命保険
エイアイジー・スター生命保険株式会社のデータ
英文社名 AIG Star Life Insurance Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 130-0012
東京都墨田区太平4丁目1番3号
オリナスタワー
創業 1904年
設立 2001年4月
代表者 代表取締役社長 友野紀夫
従業員数 5,366人(2010年3月31日現在)
主要株主 プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社
ジブラルタ生命保険株式会社
テンプレートを表示

エイアイジー・スター生命保険株式会社(エイアイジースターせいめいほけん、英称AIG Star Life Insurance Co., Ltd.)は、かつて存在していた日本生命保険会社である。 米国AIG傘下にあったが、プルデンシャル・ファイナンシャルへ売却され、2012年に同傘下のジブラルタ生命保険との合併により解散した。

概要

元々千代田生命保険相互会社1904年創業)であったが、2000年千代田生命の経営破綻に伴い、2001年に株式会社に転換し、AIGグループが株式を買収し、現社名となった(正式商号は「エイアイジー・スター生命保険株式会社」だが、自社ウェブサイト内においても「AIGスター生命」という表記が混在していた)2011年には米プルデンシャル・ファイナンシャル(Prudential Finance)が買収。

2009年1月を目標に、同じくAIGグループのAIGエジソン生命保険と合併して、AIG生命保険株式会社になる予定だったが、AIGがサブプライムローン問題の影響で経営危機に陥り、2008年10月3日、経営再建策の1つとして、日本の生命保険事業3社(同社、AIGエジソン生命保険、アリコジャパン)を売却することを発表した。これによって合併計画を延期させざるを得なくなったことから、2009年1月に予定されていた合併は先送りされた。

2011年2月1日付けで、米プルデンシャル・ファイナンシャルグループがAIGスター生命とAIGエジソン生命を買収した。プルデンシャル・ファイナンシャル傘下に移行後もAIG側の許可により商号は維持されたが、2012年1月1日に当社・ジブラルタ生命保険・AIGエジソン生命の3社が合併し、ジブラルタ生命保険に商号変更された[1]。一方、銀行窓販チャネルについてはジブラルタ生命の子会社であるプルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(旧・大和生命保険)へ移管・統合された[2]

テレビCM

  • 2004年から2005年にかけて、女神の様な衣装を纏いステッキを持った西洋人女性が、星空に囲まれた三日月のセットに乗り、日本語吹き替えで「きらきら星」を「A・I・G スター生命ー」と連呼する歌詞で歌い[3]、AIGグループの保険会社であることをアピールするイメージCMが放送されていた。
  • その後しばらくCM展開はしていなかったが、2010年に入院保険『診断革命』の宣伝で「あんしんサキドリ隊」という青色の鳥のオリジナルキャラクターを使ったCMを放送した。

脚注

  1. ^ 新「ジブラルタ生命保険」の発足について (PDF) - ジブラルタ生命保険株式会社 プレスリリース 2012年1月4日(2012年1月10日閲覧)
  2. ^ プルデンシャル・ファイナンシャル、スター生命とエジソン生命の株式取得を完了 (PDF) ジブラルタ生命保険株式会社 ニュースリリース 2011年2月1日(2012年1月10日閲覧)
  3. ^ 女性の独唱および子どもたちによる合唱バージョンという2つのパターンがあった。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「AIGスター生命保険」の関連用語

AIGスター生命保険のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



AIGスター生命保険のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのAIGスター生命保険 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS