AGM-12C
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「AGM-12 (ミサイル)」の記事における「AGM-12C」の解説
AGM-12Cは、ブルパップBとも呼ばれる。“B”は、改名される前のASM-N-7bの末尾の記号に由来する。AGM-12Cはそれまでのブルパップと比べて大幅に大型化され、より大型の1,000 lb(453 kg)の弾頭、改良されたロケット・モーターと誘導装置といった改善が施された。ロケット・モーターの改善によって数値上の射程は延伸されたが、目視誘導であることは変わらなかったため、実戦での射程は延びなかった。 1962年に試験飛行、1964年から運用が開始され、アメリカ空軍でも使用された。生産数は4,600発以上。 諸元 出典:Designation-Systems.Net 全長: 4.14 m (13 ft 7 in) 翼幅: 1.22 m (48 in) 直径: 0.46 m (18 in) 発射重量: 810 kg (1,785 lb) 機関: チオコール LR62-RM-2/4 貯蔵可能液体燃料ロケット・モーター 推力: 147 kN (33,000 lb) 速度: M 1.8 射程: 16 km (10 miles) 弾頭: 半徹甲弾頭 453 kg (1,000 lb)
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