【ブルパップ】(ぶるぱっぷ)
Bullpup.
- 突撃銃や短機関銃などの個人火器において、機関部をグリップよりも後ろ(主にストックの中)に配置したもの。
機関部を後ろにすることで、全長をコンパクトにしたり、銃身を長くして命中精度を高めたりすることができる。
反面、排莢口が銃床部に配置されるため、薬莢が邪魔になったり、回転不良を起こしたりする恐れが大きい。
特に排莢口が右側面に固定されているモデルでは、左肩に構えることができない。
左利き射手のために切り替えが可能なモデルも存在するが、とっさにスイッチすることはできず、コンパクトであるにもかかわらずCQBや市街戦では不利となる。
また機関部が射手の頭部に近いため、鼓膜を傷めるリスクも大きい。
FA-MASやAUG・L85・P90など、近年のヨーロッパ製火器によく見られる。
- 1950年代にアメリカで開発された空対地ミサイル・AGM-12の愛称。
ブルパップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/29 03:44 UTC 版)
ブルパップ(Bullpup)
- 小火器の形態の一種(機関部や弾倉が銃把よりも後方に位置するもの)についてはブルパップ方式を参照。
- ブルパップの愛称を持つ空対地誘導ミサイルAGM-12についてはAGM-12 (ミサイル)を参照。
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