AAAモデルとは? わかりやすく解説

AAAモデル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 13:58 UTC 版)

RADIUS」の記事における「AAAモデル」の解説

RADIUSプロトコルは、AAAモデル(AAA プロトコル)に基づいたプロトコルである」という表現をすることがある。AAAモデルとは、サービスの提供から記録までの流れを、認証 (Authentication)、承認 (Authorization)、アカウンティング (Accounting) の3つの段階分けて考えモデルである。認証とは、利用者が誰であるかを識別することである。この点では、認証よりも「利用者識別と言ったほうが適切かもしれない。一番単純な認証は、ユーザ名とパスワード組み合わせ正しいことを確認する方法だろう。承認とは、認証済み利用者に対してサービス提供するか否か判断することである。たとえば、利用時刻発信電話番号などによる利用場所、前払い利用料金の残額などによって判断するだろう。「認可」「許可」と訳されることもある。アカウンティングとは、利用事実記録することである。「課金」と訳されることもあるが、請求決済業務を指す課金 (Billing) と混同する可能性があるので「アカウンティング」とカナ表記するのが好ましい。[独自研究?] RADIUSプロトコル自体は、AAAモデルという考え方確立するよりも前に開発されたものである。そのため、RADIUSプロトコルにおいては認証承認区別せずあわせて認証」として取り扱っている。実際RADIUSクライアントは、利用拒否され理由パスワード間違いなのか、権限の不足なのかを知ることができない

※この「AAAモデル」の解説は、「RADIUS」の解説の一部です。
「AAAモデル」を含む「RADIUS」の記事については、「RADIUS」の概要を参照ください。

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