83式600mm地対地ミサイル車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 02:58 UTC 版)
「東宝特撮映画の登場兵器」の記事における「83式600mm地対地ミサイル車」の解説
『ゴジラ』『ゴジラvsビオランテ』『ゴジラvsキングギドラ』に登場。 陸上自衛隊の自走式ミサイル車両。74式特大型トラックをベースとしたトラックの荷台に大型の地対地ミサイルを2基並列に装備した物で、全体的なレイアウトは67式30型ロケット弾発射機に酷似している。また、運転席の上部にはパトランプが備えられている。運用は本車3両と追跡・誘導レーダー車1両をセットとして行われる。1983年に制式化された。 撮影にはゴムでミサイルを発射することが可能な、約24分の1縮尺の精巧なプロップモデルが使用された。 『ゴジラ』では、ゴジラを迎撃すべく、74式戦車や61式戦車などと共に晴海埠頭に展開するが、ゴジラの放射熱線を受けて破壊される。『ゴジラvsビオランテ』では芦ノ湖でビオランテと、『ゴジラvsキングギドラ』では札幌市でゴジラと交戦している。 また、『ゴジラ』の晴海埠頭のシーンには、少し小型のシングルキャブ型4輪トラックの荷台上に、改良ホークと思しきミサイルを1基搭載した車両も登場する。この車両の撮影には本物のトラックの上にミサイルのプロップを乗せた物が使用された。
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