6人乗りリフト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 20:20 UTC 版)
6人乗りリフト(ろくにんのりリフト)は、6人乗りのチェアリフトである。 構造はクワッドリフトと同様に転落防止と把持が目的のセイフティーバーがあり、合わせて足(スキー・スノーボード板)掛けや可動式フードが取り付けられている事もある。乗降時はメインケーブルから外れ速度が落ちる自動循環式を採用している。 シングルリフト、ペアリフト、トリプルリフト、クワッドリフトのような固有名称が付けられていないため、日本では「6人乗りリフト」と呼ばれている。 日本では2021年12月現在、広島県の芸北国際スキー場、新潟県の石打丸山スキー場、北海道のニセコビレッジやニセコHANAZONOリゾートなどで設置され、徐々に設置箇所を増やしている。石打丸山スキー場のものは6人乗りチェアリフトと10人乗りゴンドラが、ニセコビレッジのものは6人乗りチェアリフトと8人乗りゴンドラが同じケーブルで混合運用される「コンビリフト(テレミックス)」方式が採用されている。 日本国外ではオーストラリアやアメリカのスキー場ではよく見かけるリフトである。現時点での日本国内で運行されているリフトとしては最も乗車人数の多いリフトで、ポマ(POMA)などの海外製のものが導入される例があるほか、唯一日本国内で製造している日本ケーブル製のものもある。 フード付き6人乗りリフト(ニセコHANAZONOリゾート HANAZONO第1リフト、2022年3月撮影)
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