5歳・6歳時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 03:02 UTC 版)
「プライド (競走馬)」の記事における「5歳・6歳時代」の解説
2005年の初戦はG1のガネー賞。このレースでは前年の凱旋門賞馬バゴを相手に僅差の2番手に入線する好走を見せたが、進路妨害のため6着に降着となってしまう。次走のコロネーションカップも6着と凡走したが、クリストフ・ルメールを鞍上に迎えたジャンロマネ賞を勝利すると、凱旋門賞の前哨戦であるG2フォワ賞ではアルカセット、シロッコらを抑えて快勝した。しかし前年の雪辱を果たすべく臨んだ凱旋門賞はハリケーンランの7着に敗れ、クリストフ・スミヨンに乗り替わったチャンピオンステークス、香港カップでは共に2着と、G1にはあと一歩届かなかった。 2006年シーズンは鞍上がルメールに戻る。初戦のガネー賞こそ4着に終わったものの、続くコリーダ賞を勝って迎えたサンクルー大賞で、圧倒的1番人気に推されていたハリケーンランをゴール寸前で捕らえG1初制覇を果たす。2ヵ月半ほど間隔の開いた次走のフォワ賞はシロッコ、ハリケーンランからクビ+クビ差の3着に敗れたが、このレースをあくまで凱旋門賞へのステップと捉えていた陣営にとっては上々の内容であり、3年連続の挑戦となったその凱旋門賞では、後方追走から最後の直線で日本馬ディープインパクトをかわし、レイルリンクに次ぐ2着に食い込んだ。この後、前年に続き出走したチャンピオンステークスでハリケーンランらを退けて3馬身差の圧勝を収め、さらに年末の香港カップではアドマイヤムーンの外からの追い込みをハナ差凌ぎ切り勝利した。 この香港カップを最後に引退、繁殖入りした。
※この「5歳・6歳時代」の解説は、「プライド (競走馬)」の解説の一部です。
「5歳・6歳時代」を含む「プライド (競走馬)」の記事については、「プライド (競走馬)」の概要を参照ください。
- 5歳・6歳時代のページへのリンク