4群点数法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 22:16 UTC 版)
健康のためには単に栄養を摂取するだけでは不十分で、バランス良く栄養を摂取しなければならない。このことを一般の人にも判りやすく、かつ実践しやすくするために、香川は食品を4つの群に分けて考えることを提唱した。 1928年頃より、香川は胚芽米の推進とともに「おかずは魚1、豆1、野菜4の割合」にすることを提唱していた。この考えをさらに進めたのが1970年に発表された4群点数法である。4群点数法の骨子は次のようなものである。 食品を次の4つの群に分類する。第1群:乳・乳製品、卵 第2群:魚介類、肉類、大豆・大豆製品 第3群:野菜、芋類、果物 第4群:穀物、砂糖、油脂 食材毎に80kcal=1点の「点数」が公表されている。 一日の食事で摂取した食材の点数の合計が20点になるように食事を整える(性別や職業などによって点数は増減する)。 第1群、第2群、第3群からそれぞれ3点以上を採るようにし、残りを第4群の点数で摂取するようにする。 点数の例としては、次のようになっている。 牛乳:コップ1杯=1.4点 鮭:1/2切れ=1点 ジャガイモ:中1個=1点 みかん:1個=0.3点 ご飯:茶碗1杯=2点
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