3G回線を使用した通話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 15:15 UTC 版)
「FaceTime」の記事における「3G回線を使用した通話」の解説
当初iPhoneでのFaceTimeは3G (UMTS/HSPA, EVDO)回線を使った発信には公式に対応せず、Wi-Fi使用端末からWi-Fi非使用の3G端末(iPod touchからiPhoneでも)にFaceTimeの発信をしても3G端末ユーザーには何も表示されず、発信を断念して直ちに発信失敗の表示が出ていた。 iOS端末を脱獄した場合サードパーティ製アプリケーションを使えば端末にWi-Fi回線で接続していると信じこませ騙す形で3G回線を使ったFaceTimeが可能で、そのようなアプリケーションは脱獄したiPhoneのみで使用出来るCydia Storeで入手できる。iOS 5以前ではiPhone内の特定のファイルを手動で編集することで3G回線でFaceTimeが出来る可能性はあるものの無料で無制限にできるソリューションは無かった。FaceTimeは1分の会話で3メガバイトのデータを使用する。音声発信からFaceTimeの発信に切り替えた後セルラー通話時間はカウントされなくなる。 初代iPadでのFaceTimeは第4世代iPod touchにあるFaceTimeアプリケーションを移植することで可能になる可能性もある。 対応端末でのFaceTimeの発信者IDを端末に登録した電話番号かEメールアドレスにすることができる。また1つのEメールアドレスを複数の端末に登録することができ、そのアドレスでの発信で全ての登録デバイスを呼び出し音を同時に鳴らすことも出来る。 iPadやiPod touch、FaceTime for Macでは発信前にFaceTimeや連絡先アプリケーションで人物を追加する必要がある。 2012年6月11日、AppleはiOS 6にてiPhone 4Sと第3世代iPadで3G回線を使ったFaceTimeに対応させることを発表した。
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