3回目の発射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 14:35 UTC 版)
2017年9月15日6時57分(JST)、北朝鮮が平壌市郊外の順安(スナン)地区から弾道ミサイルを発射し、ミサイルは高度800km、水平距離3,700kmを弾道飛行して襟裳岬の東2,200kmの太平洋上に着水した。 北朝鮮の弾道ミサイルが、日本列島上空を通過するのは、同年8月29日の火星12の発射に次いで6回目であった。3,700kmという水平飛行距離は、北朝鮮が銀河2号や銀河3号など、ローンチ・ヴィークルの発射と表明していたもの以外の弾道ミサイルの発射実験としては最長の到達距離であり、北朝鮮から3,400kmの位置にある、米国領グアムを射程距離に収めるものである。 日本では、Jアラートが同年8月29日の火星12の発射の時と同じ、12道県に発射警報と上空通過警報を送信した。 発射翌日の16日に朝鮮中央通信が、発射に立ち会った最高指導者の金正恩が、核戦力の完成の目標がほぼ終着点に到達したこと、火星12の戦力化が実現したことを表明した事を報じた。
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