2021年 再始動するもティア1に全敗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 13:50 UTC 版)
「ラグビー日本代表」の記事における「2021年 再始動するもティア1に全敗」の解説
ワールドカップ2019終了以来、1年半ぶりの4月12日、2021年度日本代表候補選手とチームスタッフが発表され、6月からの試合に向けて再始動した。 6月12日のサンウルブズとの強化試合で、日本代表側はキャップ非対象チーム「JAPAN XV(ジャパンフィフティーン)」として戦った。2020年に解散していたサンウルブズは、この試合のために日本代表候補選手から9人、新たな選手を数人加えて 再結成、JAPAN XVが32-17で勝利した。 6月からのヨーロッパ遠征で、1年8か月ぶりのテストマッチ。6月26日に、ブリティシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズと対戦。10-28で敗れた 。続く7月3日にアイルランド戦では31-39で敗れた。 10月2日、ピーター・ラブスカフニがキャプテンに指名。10月23日、2年ぶりの国内開催テストマッチとなるオーストラリア戦でも23-32で敗れた。 秋のヨーロッパ遠征3連戦では、初戦11月6日アイルランド戦で相手の圧倒的なボールキープ力に翻弄され、9トライを取られ、5対60と大敗した。ワールドカップ2019後からこの対戦までの2年間に、日本は国際試合を3試合しかしていないのに対し、アイルランドは16試合も行ってきており、コロナ禍における日本代表の停滞を如実に示す結果にもなった。 遠征2戦目11月13日のポルトガル戦では、日本側がディフェンスでの反則が多く、苦戦し38-25で辛勝。3戦目11月20日のスコットランド戦では4トライを奪われ、日本のトライは1つのみで20-29で敗れた。 結局、2021年はティア1の国に全敗。ワールドカップ2019以降、日本のティア1入りが期待されていたが、ワールドラグビーからの正式発表は無く、日本は依然ティア2のままである。 ヨーロッパ遠征中の日本代表から、バーバリアンズのメンバーに中村亮土、垣永真之介、堀越康介、小瀧尚弘、の4名が選ばれた。イングランドのトゥイッケナム・スタジアムでサモア代表と2021年11月27日に対戦予定だったが、バーバリアンズ内で新型コロナウイルス陽性者が発生し、中止となった。
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