2020年 全仏4連覇V13 全仏通算100勝 GS20勝 通算1000勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 21:15 UTC 版)
「ラファエル・ナダル」の記事における「2020年 全仏4連覇V13 全仏通算100勝 GS20勝 通算1000勝」の解説
ATPカップは8試合に出場する貢献ぶりを見せたが、セルビアとの決勝ではジョコビッチに敗れ、チームも準優勝だった。全豪オープンでは4年連続ベスト8入りしたが、準々決勝でティエムに敗れた。2月下旬のメキシコ・オープンで優勝。その直後より新型コロナウイルス感染症流行の影響でツアーが中断に。中断期間にはフェデラーらとのライブチャットを配信した。再開後も感染への懸念から全米オープンを含むアメリカでの大会を欠場。その後異例の時期に行われたクレーシーズンで復帰したが、初戦の9度制しているBNLイタリア国際では準々決勝でディエゴ・シュワルツマンに敗北した。 この年の全仏オープンは普段と季節の異なる9月に開催されたため、「寒さ」という新たな敵が出現した。さらには、今大会からボールがバボラ社製からウィルソン社製に変更され、ボールが重くなってスピンがかけにくくなり、スピンボールを多用するナダルにとって不利な条件下での戦いを強いられた。それでも、全仏オープンでは準々決勝まで全試合ストレートで勝ち上がると、準決勝では前哨戦で破れたディエゴ・シュワルツマンに6-3,6-3,7-6(7-0)で快勝。その後のジョコビッチとの決勝戦では、6-0,6-2,7-5のスコアでジョコビッチを圧倒し、前人未到の全仏オープン13度目の優勝。2017年全仏オープン以来の失セット数0での優勝となった。この勝利で、ツアーマッチ通算999勝目、クレー通算タイトル60勝目、全仏オープンマッチ通算100勝目、自身3度目の全仏4連覇を達成した。また、グランドスラム通算20勝目となりロジャー・フェデラーと並んで歴代1位に浮上した。 パリ・マスターズでは、2回戦でフェリシアーノ・ロペスに4-6,7-6(7-5),6-4で逆転勝利し、史上4人目のシングルス通算1000勝を達成した。ATPファイナルズはベスト4。年末順位は2位。
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