2020年小山市長選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 08:28 UTC 版)
「大久保寿夫」の記事における「2020年小山市長選挙」の解説
2020年(令和2年)7月5日執行の市長選に、6選を目指して自民党・公明党の推薦を受けて立候補。選挙は弁護士の浅野正富との一騎打ちとなったが、両陣営とも票集計の足並みがそろわない開票作業に翻弄された。開票速報発表は21時から30分おきに行われ、21時半(開票率13%)の時点で大久保は5,000票、浅野は2,500票と2倍の差があった。22時 (34%) にはそれぞれ1万4,500票、6千票と、差はさらに開いた。大久保陣営では大きな拍手が湧いた。ところが、22時半 (62%) になると1千票差まで一気に縮まり、23時 (95%) には浅野3万2,500票、大久保2万4,500票とついに逆転。大久保は落選した。 小山市選挙管理委員会によると、原因は「読み違い」だという。「現職の情勢が有利と判断し、例にならって」大久保の票の集計や点検に担当職員の6割を充てた。そして、実際には優勢だった浅野の票を担当する人員が不足し、実質的に大久保の集計を終えてから浅野の集計を急ぐ形となった。 また、毎日新聞は7月6日付朝刊栃木版で、大久保を当選したと誤って報じた。誤報が掲載された新聞は宇都宮市や真岡市など県内の一部地域に配られた。同社のインターネットサイトでも同日朝、一時、配信された。 2021年11月3日、秋の叙勲において旭日中綬章を受章。
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