2019年 引退示唆と復帰
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「アンディ・マリー」の記事における「2019年 引退示唆と復帰」の解説
年初のブリスベン国際に出場し、1回戦のジェームズ・ダックワースとの復帰戦を6-3, 6-4の白星で飾ったが、2回戦でダニール・メドベージェフに5-7, 2-6敗れた。1月11日、長年悩まされてきた股関節の故障により自由にプレーすることができないことを理由に、今シーズンをもっての現役引退を示唆した。「ウィンブルドンに出場して(選手としてのキャリアを)終わらせたいとチームに伝えた。だけど、それができるかどうか確信はない」と話した。全豪オープンでは1回戦でロベルト・バウティスタ・アグートと対戦し、4時間を超える熱戦の末4-6, 4-6, 7-6(5), 7-6(4), 2-6で敗れた。同月29日に自身のSNSで股関節置換手術を受けたことを発表した。その後インタビューで痛みから解放されたと語り、3月末には練習を再開した様子がSNSに投稿された。6月3日にATP公式サイトで、6月中旬に開催されるクイーンズ・クラブ選手権のダブルスで復帰すると発表した。シングルス復帰は未定だという。 迎えたクイーンズ・クラブ選手権のダブルスにフェリシアーノ・ロペスと組んで出場。1回戦でダブルス世界ランキング1位のロベルト・ファラ/フアン・セバスティアン・カバル組を撃破して復帰戦勝利をあげると勝ち進み、決勝ではジョー・ソールズベリー/ラジーブ・ラム組に7-6(6), 5-7, 10-5で勝利し、復帰初戦で優勝を果たした。ウィンブルドン選手権の男子ダブルスにピエール=ユーグ・エルベールと組んで出場したが、2回戦敗退。ミックスダブルスではセレーナ・ウィリアムズと組んで出場も、3回戦で姿を消している。8月のウエスタン・アンド・サザン・オープンでシングルスに復帰するも、1回戦でリシャール・ガスケに4-6, 4-6で敗れた。ラファ・ナダル・オープンでは14年ぶりにチャレンジャーツアーに参戦し、復帰後シングルス初白星を挙げた。珠海選手権で復帰後ツアー初勝利。ヨーロピアン・オープンで決勝進出すると、決勝ではスタン・ワウリンカを3-6, 6-4, 6-4で破り復帰後初にして2年ぶりのツアー優勝を果たした。パリ・マスターズは第3子出産に備えて欠場し、125位でシーズンを終えた。
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