ミックスダブルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 09:15 UTC 版)
1チーム男女1名ずつで構成される。オリンピックでも平昌大会から正式種目に採用されている。 得点方法などの基本的なルールは4人制と同じであるが、主に以下のような違いがある。 1試合は8エンドで行う。5エンド終了後からコンシードすることができる。 1エンドにつき各チーム6個のストーンを持つが、うち各1個をあらかじめハウス内(後攻)とハウスの前(先攻)のセンターライン上の指定の位置に縦に並べて置いた状態からエンドを始める。ただし後攻チームはゲームで一度だけパワープレイを選択することができ、その場合ハウスを選択した上で、2個のストーンはセンターラインから外れた指定の位置に斜めに並んで置かれる(これにより、後攻チームは大量点を取りやすくなる)。 残り5個のストーンについては、1人が最初と最後のストーンを投げ、もう1人が2 - 4個目のストーンを投げる。多くのケースでは、体力に優れる男性がより多くのストーンを投げる後者を担当するが、エンドが終われば順番を交代することも可能である。 最初の3投(つまり先攻の2投目まで)は相手のストーンをプレイエリアから出してはいけない。4投目(後攻の2投目)からは、相手のストーンをプレイエリアから出すことができる。 持ち時間は22分である。エキストラ・エンドでは持ち時間は3分となる。 前のエンドがブランクエンドとなった場合、次のエンドは先攻・後攻が交代する。したがって、4人制と異なり、有利な後攻を維持するためわざとブランクエンドにするという作戦はとれない。 4人制と比べてハウス内に石が溜まりやすいため、ビッグエンドやスティールが多いとされる。
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