2018年 マスターズ初優勝 ウィンブルドンベスト4 ATPファイナルズ初出場 世界8位
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「ジョン・イスナー」の記事における「2018年 マスターズ初優勝 ウィンブルドンベスト4 ATPファイナルズ初出場 世界8位」の解説
シーズン序盤は不調で全豪オープンを含む大会で早期敗退が続いたが3月のBNPパリバ・オープンではダブルスでジャック・ソックとのペアで優勝を果たす。マイアミ・オープンでは4回戦で第2シードのマリン・チリッチ、準決勝で第5シードのフアン・マルティン・デル・ポトロに勝利し、ATPマスターズ1000で4度目の決勝進出。決勝で第4シードのアレクサンダー・ズベレフに6-7(4), 6-4, 6-4で勝利し、シングルスでATPマスターズ1000初優勝を果たした。大会後のランキングでトップ10復帰を果たす。 クレーシーズンに入り、マドリード・オープンではベスト8入り。準々決勝ではアレクサンダー・ズベレフに敗れた。BNLイタリア国際では1回戦でアルベルト・ラモス=ビノラスに惜敗。リヨン・オープンでは準々決勝でキャメロン・ノリーに敗れた。第9シードで迎えた全仏オープンでは4回戦まで進出するも、第5シードのフアン・マルティン・デル・ポトロに4-6, 4-6, 4-6にストレートで敗退。 第9シードで迎えた迎えたウィンブルドンではグランドスラムで初めてベスト4に進出。準決勝では第8シードのケビン・アンダーソンに6-7(6), 7-6(5), 7-6(9), 4-6, 24-26と歴代2位の試合時間となる6時間36分の死闘の末に敗れた。だが、今まで3回戦止まりだったウィンブルドン選手権でベスト4入りを果たして、7月16日付の世界ランキングで自己最高の8位を記録した。 アトランタ・テニス選手権で2年連続5回目の優勝を果たす。ロジャーズ・カップでは2回戦敗退。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは1回戦でサム・クエリーに敗退。全米オープンでは第11シードとして出場して、4回戦で第25シードのミロシュ・ラオニッチに3-6, 6-3, 6-4, 3-6, 6-2のフルセットで勝利して、2010年ぶり2度目のベスト8入りを決める。準々決勝でフアン・マルティン・デル・ポトロに7-6(5), 3-6, 6-7(4), 2-6で敗退。 レーバー・カップではシングルス第1戦でアレクサンダー・ズベレフ、第2戦でロジャー・フェデラーに敗れたが、ダブルスではジャック・ソックと組み、フェデラー/ズベレフ組を破った。結果は欧州選抜の優勝。ストックホルム・オープンではベスト4入りするも、エルネスツ・ガルビスに敗れた。エルステ・バンク・オープンでは3回戦でガエル・モンフィスに敗れた。パリ・マスターズでは2回戦でカレン・ハチャノフに敗れた。 レースランキングは10位ながらも、ラファエル・ナダルとフアン・マルティン・デル・ポトロの欠場によって、繰り上げでATPファイナルズ初出場を果たす。33歳での初出場は史上3位の高齢記録である。しかし、ラウンドロビンでジョコビッチ、マリン・チリッチ、アレクサンダー・ズベレフに敗れて、3戦全敗に終わった。それでも素晴らしいシーズンを送れた理由について、体のケアに重点を置いたことをあげている。年間最終ランキングは10位。
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