2015/16
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 08:25 UTC 版)
「SKAサンクトペテルブルク」の記事における「2015/16」の解説
2015/16年はSKAにとって変革のシーズンとなった。前シーズン終了後にビコフが監督を辞任したことにより、アンドレイ・ナザロフが監督に就任。多くの選手がチームを去った。前シーズンに大活躍したアルテミー・パナーリンはNHLに移籍。ビクトル・チーホノフもNHLに移籍した。ロマン・チェルベンカ、ジミー・エリクソン、トニー・モルテンソン、パトリック・トレセンらもSKAを去った。一方、補強ではエゴール・ヤコブレフ、ヨアヒム・リンドストリョーム、ヤルノ・コスキランタを獲得。以前SKAでプレーしていたエヴゲニー・アルチューヒンはCSKAからSKAに移籍した。 シーズン開幕後,約3カ月にわかりSKAは前年のガガーリン・カップ覇者とは思えないほどの低迷を続け、SKAはプレーオフ進出すら危ぶまれるほどであった。2015年10月、監督のナザロフは解任され、コーチのセルゲイ・ズボフが監督に就任した。 クラブはシーズン途中の10月にユグラ・ハンティマンシースクとニキータ・グーセフをトレード。NHLからヴャチェスラフ・ヴォイノフ、12月にNHLからモーゼス・スティーブを獲得し、アヴァンギャルド・オムスクとセルゲイ・シロコフをトレードした。これらの補強によりSKAは徐々に順位を上げて行き、最終的にはディヴィジョン2位コンファレンス6位で定期試合を終了した。 プレーオフでは第1ラウンドでロコモティフに4勝1敗で勝利。第2ラウンドでは前年に続きディナモ・モスクワと対戦し、4勝2敗でディナモを退けてコンファレンス決勝に進んだ。決勝の相手は前年と同じCSKAで、試合展開も前年と似たものになった。SKAは第1試合を0対3、第2試合を2対3、第3試合を延長0対1で落とし、敗退の危機に陥る。SKAファンは前年の奇跡の再現を期待したが奇跡は2度は起こらず、SKAは第4試合で延長1対2で敗れて2年連続のガガーリン・カップファイナル進出を逃した。プレーオフではキャプテンのコワルチュクは第1ラウンドと第2ラウンドで4試合しか出場しておらず、その4試合はすべてSKAが敗北した。途中からシパチョフがキャプテンになり、コワルチュクはCSKAとの第3ラウンドには出場しなかったばかりか、ベンチ入りもできない状態で敗退を迎えた。
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