2013年-2014年:ア・メアリー・クリスマス
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「メアリー・J. ブライジ」の記事における「2013年-2014年:ア・メアリー・クリスマス」の解説
メアリーの次作アルバムは、メアリーが主宰するレーベルのメイトリアーク・レコード(Matriarch Records)の他、名門のヴァーヴ・レコードと組んで制作することになり、クリスマス・アルバムが企画された。メアリーはこれまで、他のアーティストのクリスマス・アルバムでの客演はあったが、自己名義のクリスマス・アルバムは初となった。 プロデューサーは、2011年にヴァーヴ・レコードのチェアマンに就任したデイヴィッド・フォスターが総指揮をとった。フォスターは数々のアーティストのクリスマス・アルバム制作を手掛け経験が豊富であり、メアリーとは第52回グラミー賞(2010年1月開催)におけるハイチ地震被災者追悼のパフォーマンス・ステージで共演し、メアリーとイタリアの歌手・アンドレア・ボチェッリがサイモン&ガーファンクルの名曲「明日に架ける橋」をコラボした縁があった。 そして11作目となるスタジオアルバム『ア・メアリー・クリスマス』(A Mary Christmas)が2013年10月にリリースされた。迎えた客演アーティストの面々は大御所のバーブラ・ストライサンド、ジャズ・トランペッターのクリス・ボッティ、クラーク・シスターズ(英語版)、マーク・アンソニー、イギリスのジェシー・Jなどで、それまでのメアリーとは一味違う面が引き出されたアルバムとなった。 女優としては、2013年に映画『クリスマスの贈り物』に出演した。また、アメリカのCS局「Lifetime」で放送されたテレビ映画『ベティ&コレッタ』(Betty&Coretta)で、マルコム・Xの妻・ベティ・シャバズ(英語版)役で主演を務め、女性イメージネットワーク賞(Women's Image Network Awards)の「女優賞 ミニシリーズ・テレビ映画部門」(TV Show Produced by a Woman)にノミネートされた。 全米チャート10位だったアルバム『ア・メアリー・クリスマス』の後の2014年前半の音楽活動は、ディスクロージャーの「F・フォー・ユー」(F for You)やサム・スミスの「ステイ・ウィズ・ミー」(Stay with Me)などのUKダンス・ソウル曲のリミックスに客演参加しヒットした。そして2014年6月には、コメディ映画『ベガス流 ヴァージンロードへの道』のため、全て自身の新曲で構成されたサウンドトラック・アルバム『シンク・ライク・ア・マン・トゥー』(Think Like a Man Too)をリリースし話題となった。
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