2013年 怪我と不調の闘い
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「ロジャー・フェデラー」の記事における「2013年 怪我と不調の闘い」の解説
全豪オープンでは準決勝でマリーにフルセットの末敗退。その後もABNアムロ世界テニス・トーナメントは準々決勝で、ドバイ・テニス選手権では準決勝で敗退。続くBNPパリバ・オープンでも準々決勝でナダルに敗れた。クレーコートシーズンでは、マドリード・マスターズ3回戦で第14シードの錦織圭に敗退。BNLイタリア国際では、半年ぶりにツアー大会の決勝に進出するもナダルに敗退した。全仏オープンでは、4回戦でオープン化後史上4人目となるマッチ通算900勝を達成。しかし、続く準々決勝でツォンガにストレートで敗退した。 芝前哨戦ゲリー・ウェバー・オープンでは、決勝でミハイル・ユージニーを下し、6月にして、ようやくシーズン初タイトルを獲得。しかし、ウィンブルドンでは、2回戦で世界ランク116位のセルジー・スタホフスキーに7-6, 6-7, 5-7, 6-7で敗れ、4大大会では2003年全仏オープン以来の早期敗退を喫した。この敗戦により、2004年ウィンブルドン選手権から続いていた4大大会連続ベスト8進出記録(歴代最長:36大会連続)が途絶え、大会後のランキングでも10年ぶりに世界ランキングトップ4から陥落した。その後急遽出場したクレーコート2大会でも、背中の怪我の影響もありランキング50位以下の相手に連敗を喫した。 ランキング7位で迎えた全米オープンにおいても、4回戦で過去全勝だったトミー・ロブレドに敗退。2002年来、4大大会の決勝進出がならない年となった。欧州インドア・シーズンに入り、スイス・インドアで準優勝。続くBNPパリバ・マスターズでベスト4とし、一時は出場も危ぶまれたATPワールドツアー・ファイナルズに出場、ラウンドロビンで2勝を挙げベスト4へ進出するなど、復調の兆しを見せた。2013年はツアー大会優勝が1大会のみで、マスターズ1000以上の大会でタイトルが1つも取れなかったのは2001年以来、戦績も45勝17敗(勝率72.6%)と過去10年間で成績が最も悪い年であった。
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