2009年の拘束事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 09:39 UTC 版)
詳細は「en:2009 imprisonment of American journalists by North Korea」を参照 2009年3月17日、リーは、同僚のリンとともに、中朝国境で取材中に拘束され、6月には労働教化刑12年の判決が下された。 8月4日、元アメリカ合衆国大統領ビル・クリントンが、リーと、同僚のジャーナリストであるローラ・リンを解放すべく、朝鮮民主主義人民共和国を訪問をした。朝鮮民主主義人民共和国政府は、クリントンが訪問したその日に、リーとリンのふたりに恩赦を与えた。 彼女たちが取材した機材や資料が朝鮮民主主義人民共和国に残されたことで、取材に協力した脱北者や人権活動家の情報が朝鮮民主主義人民共和国当局に把握され、彼らが危険な状態にさらされたとも言われている。大韓民国の人権活動家たちは、リーとリンが、その行為を通して北朝鮮難民の立場を危ういものにしたとして、ふたりを非難している。 2010年、拘束事件の経験に基づいた彼女の著書『The World Is Bigger Now』が出版された。
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