2007年から2010年までの改装
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「ストックマン・ヘルシンキ百貨店」の記事における「2007年から2010年までの改装」の解説
百貨店のさらなる拡張は2007年に始まった。このときの拡張プロジェクトはKaikkien aikojen Stockmann – Alla tiders Stockmann(それぞれフィンランドとスウェーデン語で「全時代のストックマン」の意味)と名付けられた。拡張は2010年に完成、売り場の面積が10,000平方メートル増えて合計50,000平方メートルになった。ヘルシンキの中心地で行われていた上、拡張工事の最中でも営業を続けたため、プロジェクトの実行が困難であった。 百貨店の拡張は地下と百貨店の中央でも行われた。中庭が屋根に覆われるようになり、6階から8階に1,500平方メートルの売り場が追加された。また8階と最上階では950席のフードコートが追加され、下の階の景色を一望できる。この拡張工事では合計200,000立方メートルの岩が地下から撤去され、掘られた穴は最も深いところでは30メートルの深さがあった。 拡張工事では古いエレベーターとエスカレーターが更新され、改装後は更新されたエレベーターとエスカレーター計40台が使われた。ほかには照明と空調も改善された。新しい駐車場では車600台が同時に駐車することができるようになった。中央のメンテナンストンネルの一部としてルオホラハデンカトゥ(Ruoholahdenkatu)に通じる道、カレヴァンカトゥ(フィンランド語版)とマンネルヘイミニティエの交差点に通じる道がある。ほかには食料品部門の面積が倍に増えて約5,000平方メートルになった。 この拡張計画の総資本支出は1.98億ユーロだった(既存施設の修理や更新は含まない)。改装により年売上が5千万ユーロ増える見通しであった。
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