2輪非舗装路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 08:32 UTC 版)
土や岩などの路面で行われる競技に用いられる。チューブタイプを用いることが多い。 モトクロスタイヤ モトクロス競技に用いられる。多くは土や粘土で構成された未舗装路を対象とする。トレッド面に配置されたブロックの形状・配置・高さの組み合わせで多くの種類があるが、一般的には、硬質路面用、軟弱路面用、雨天時の泥濘用に分類される。 エンデューロタイヤ エンデューロ競技に用いられる。モトクロス競技と比べより自然の地形に近いコースを用い、長距離長時間の競技が行われるため、絶対的なグリップだけでなく耐久性や安定性の高い設計がなされる。FIM規格と呼ばれるブロック高さ13mm以下の製品については、公道走行可能を謳う製品もある。 トライアルタイヤ トライアル競技に用いられる。ブロック形状が規則で定められているために、より高いグリップ力を発揮させるため、柔らかいコンパウンド柔軟なタイヤ剛性とし、空気圧も0.03Mpa程度と他の競技用タイヤとは大きく異なる構成となっている。リアタイアはチューブレスタイプが一般的。
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